FAQ – 墜落制止用器具に関するよくあるご質問 | 東洋物産工業株式会社

墜落制止用器具に関するよくあるご質問

墜落制止用器具の使用期間を教えて欲しい

ロープ：使用開始後2年
その他の部品：使用開始後3年を目途にしてください。
ただし、取扱説明書に基づいた使用前点検で異常があった場合、上記期間内であっても新しい墜落制止用器具に交換してください。
墜落制止用器具について色々質問があります。

厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課作成の
墜落制止用器具に係る質疑応答集(平成30年11月付け)を参照してください。
墜落制止用器具の使用に関するガイドラインを教えて欲しい

厚生労働省通達「墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドライン(平成30年6月22日付け基発0622第2号)」を参照してください。

「第一種ショックアブソーバ」と「第二種ショックアブソーバ」の違いとは？

　　　　　　　　　　　　　　　　　

第一種ショックアブソーバ	第二種ショックアブソーバ
腰より高い位置にフックを掛ける場合に使用する。自由落下距離1.8ｍで墜落を制止した時の衝撃荷重が4.0ｋN以下	足元にフックを掛ける場合に使用する。自由落下距離4.0ｍで墜落を制止した時の衝撃荷重が6.0ｋN以下

　　　　　　　　　　　　　　　

自由落下距離と落下距離について教えてください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

自由落下距離	落下距離
作業者が墜落した場合、ランヤードが緊張しショックアブソーバが作動するまでの距離	自由落下距離に、ショックアブソーバ＆フルハーネス＆ランヤード全ての伸びを加えた距離

　　　　　　　　　　　　　　　

床から地面までの距離が墜落制止用器具に表示されている落下距離より短い場合はどうすればよいですか？

床から地面までの距離が表示している落下距離以下の場合は、通常腰の位置のある単管に掛けるフックを高い位置に掛けることで地面との接触が軽減されます。
高さが6.75ｍ未満の場所で作業を行う場合フルハーネス型と胴ベルト型のどちらを選択すればよいですか？

墜落制止用器具であっても、高さが4.5ｍ未満の場所から墜落すればフルハーネス型も胴ベルト型も身体の一部が地面に到達する可能性があります。
法令ではフルハーネスの使用を原則としていますので、一点支持の胴ベルト型よりも肩、腰、腿などの複数箇所で身体を支持するフルハーネス型をお勧めしています。